Wednesday, May 11, 2011

【MOTO】MOTO 1 第一戦結果ライダーリポート


 
松本 康です。
レースレポートをお送り致します。
 

一昨日 5月8日に、本年度の開幕戦であるMOTO1 第一戦に行って参りました。
昨年度は皆様の多大なる御協力おかげでチャンピオン獲得し、
本年度は2007年以来のゼッケン1をつけ参戦することが出来ました。
本年度も昨年度同様多大なる御協力いただきスタートラインにたつことが
出来ましたことを心より御礼申し上げます。御協力御礼申し上げます。
 
昨年度は、8戦中7勝を勝ち取り、シリーズチャンピオンを獲得しましたが、
他社勢力も勢いを増しており予断を許せぬ状況です。
モタード初の連続チャンピオンを獲得に向けて好スタートをきる為に、
この開幕戦はその目標に向けて本年度の勢力分布を確認する意味でもカギとなるレースでした。
しかし、先週レースに向けてのテスト走行で転倒、肩を負傷しまい痛みもひどく、
金曜日までレース参戦も見合わせるかどうか悩む程でした。
出来るだけの事はやっておこうと、ゴールデンウィーク休み明け金曜に、
病院でハリ治療、電気治療、痛み止め注射、当日の痛み止め薬と、
思い当たる事はすべて試しました。
その結果、当日は痛みもやわらぎなんとか走行する事ができ、力が入らないながらも、
タイムアタックでトップタイム、決勝は2位でチェッカーとなりまし。
状況を考慮すれば、連続タイトル獲得に向けても良い形でスタート切ることが
出来たと思っております。
 

下記レースレポートをご覧ください。

天候:晴れ
路面:ドライ
気温:27度
出場クラス:moto-1PRO

レース結果: 2位(タイムアタック 1位 ヒート予選 2位)
 
(土曜日)
本年度はマシンについての大きな変更点として、
前後サスペンション本体とセットアップサービスを、KYB様から提供頂ける事になりました。
レース前に事前テストは行っていたものライバルとの実戦での走行は、
今回の開幕戦が当然ながら最初となり、そのセットアップをメインとした走行となりました。
また、先週負傷した肩の調子もあまり良くなく痛みが残り、
翌日の決勝に備え、余力を残すのを心がけながらの走行となりました。
 
(日曜日)
・公式練習 
前日は肩に力が入らなかったのが一番のネックだった為、
当日はテーピングを強めに施し臨んだのが効き、ずいぶん楽になりました。
しかしテーピングによって動きが制限される為、新モデルのツナギ(レーシングスーツ)が
きつくなってしまい、急きょ昨年までのモデルのツナギで走る事にしました。
※新型ツナギを楽しみにされていた皆さまには、大変申し訳ありません。

・タイムアタック
痛み止めが利いているとはいえ、決勝に向けギリギリまで肩に負担をかけたくなかったので、
一発のアタックを敢行し、結果2位とコンマ1秒差のトップタイム。
ポールポジションを獲得しました。

・ヒート予選 (8周)
今年初レースという事もあり、少し硬さが出てしまい、1コーナーを廻った時点で2位。
そのままトップとテールトゥーノーズのまま周回数を重ねますが、
シリーズの中でも抜き場所の少ないこのコース、決勝に備えてラインを探しながら
そのままゴールとなります。

・決勝(15周)
スタート直前にスターティングデバイスが壊れてしまい、そのままスタートとなりました。
そのせいもあり、1コーナーで1台抜かれ3位で全走者を追走する形に。
途中1位と2位が入れ替わり、また1位が単独での転倒を喫し、2位となります。
トップ2台が単独となり後続を引き離す形に。
その後パッシングを仕掛ける為にトップと駆け引きをするが隙もなくチャンスが訪れません。
ラスト2週でトップにパッシングをしかけるも、抜くまでには至らず、
そのまま2位でのチェッカーとなりました。

本年のMOTO1ALLSTARS戦は全7戦となります。

今回は怪我の影響あっての結果ということもあり、滑り出しとしては良かったと思っております。
しかし、不足の事態とはいえ怪我をしてしまっては戦いになりません。
今後は怪我は絶対しないように調整する事を心に決め、
連覇に向け残りのシリーズを戦っていきたいと思っております。
また、本年度もう一つの活動である、スクールや走行会各種関連イベントに
昨年度以上に積極的に参画する予定であります。

毎年シーズンが始まるたびに、応援して下さるファンも着実に増え、
比例してレースを戦う環境も良くなり、自身の活動の価値も、また一つ、また一つと、
より多く見出せるようになってまいりました。
それも、ご協力頂いている皆様のお力があってのことです。 
改めて、本年度の活動へのご協力へ尽くして頂いた事を、心よりお礼申し上げます。

応援ありがとうございました。
 
 
スーパーモタードライダー松本 康

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